赤穂民報

『鬼滅の刃』赤穂でも異例の大入り(11月27日)

 記録的大ヒットとなっているアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」がプラット赤穂シネマでも異例の大入りとなっている。
 同シネマによると、2001年の開館から過去最多の1日8回上映を組み、全国ロードショーと同時の10月16日に封切り。初日には建物の玄関が空いた午前6時と同時に当日券を求める人たちの列ができた。新型コロナ感染防止対策で最初の1週間は収容席数を半分に絞っていたにもかかわらず、10月末までに7000人を超える観客を動員。年齢問わず入場料が1200円になる「映画の日」だった今月1日は全8回とも入場券が売り切れた。
 スタッフの話では、客層は小学生の親子連れを中心に若い女性やシニア世代の姿も少なくないという。同シネマで歴代最多の観客を動員したのは「データは残っていないが、おそらく『千と千尋の神隠し』」だとし、「『鬼滅の刃』が上回っているのは明らか」という。「前売り券の売れ行きが今までにないくらい好調だったので期待はしていたが、予想をはるかに超えた」と驚きを隠さない。さらに館内で販売しているパンフレットや関連グッズもほぼ完売の状態という。
 同シネマでは今のところ、来年1月7日までの上映を設定しているが、「その後も延長する可能性が高い」という。「一時期に比べると、座席に余裕が出てきたので、まだご覧になっていない方は、ぜひ鑑賞してもらえれば」と話している。同シネマTel45・0258。
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 「映画の日」の入場料に誤りがありました。正しい金額(1200円)に修正しました。ご迷惑をおかけしましたことをおわびします。

(「全回完売した日もありました」と『鬼滅の刃』の人気ぶりを説明するプラット赤穂シネマのスタッフ)

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