赤穂民報

手作りグッズ配って交通安全PR(12月4日)

 年末の交通事故防止運動期間(12月1日〜10日)に合わせ、有年原の国道2号で4日、地元中学生による交通安全キャンペーンがあり、有年中学校の生徒たちが手作りの啓発グッズをドライバーに手渡した。
 同校では、生徒有志の防犯対策委員会が街頭キャンペーンを2010年から実施。毎年生徒たちが作ったグッズを配布している。今年度は「飛び出し注意!」「危険!ながらスマホ」など安全運転を呼び掛けるイラストを3センチ角に縮小してラミネート加工したクリップを約100個準備した。
 この日は生徒27人が交通安全協会員や赤穂署員らと国道沿いに立ち、信号待ちのドライバーに啓発ちらしなどを添えて配布した。コロナ禍の感染防止対策のため、「啓発グッズ配布中 お受け取りいただけるとうれしいです!」などと書いたプラカードを手に持ち、あまり声を発しないように配慮した。
 クリップにあしらったイラストは全校生徒から募集した中の優秀作品3点を採用。裏面には生徒一人一人が安全運転を呼び掛けるメッセージを自筆した。「生徒たち自身が交通安全意識を見直すきっかけにもなった」と柏原博校長。防犯対策委員長の武藤実桜唯(ぶとう・みらい)さん(14)は「みなさん、やさしく受け取ってくださいました。私たちも交通ルールをしっかり守って登下校したいです」と話した。

(生徒有志の安全安心啓発チーム「マモルンジャー」も参加して行われた有年中の交通安全キャンペーン)

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