赤穂民報

尾崎ゆかりの日本遺産マップ設置(12月19日)

 地域ゆかりの日本遺産に親しんでもらおうと、住民有志のまちづくりグループ「尾崎のまちを考える会」(目木敏明会長)が19日、「尾崎の日本遺産マップ案内板」を赤穂八幡宮前児童遊園に設置した。
 縦73センチ、横102センチのステンレス製。昨年5月に日本遺産に認定された「『日本第一の塩』を産したまち 播州赤穂」の構成文化財41件のうち、寛永年間に製塩技術を伝えたとされる池田家家臣の岡田弥兵衛墓碑、塩作りの神様をまつる塩竃神社、東浜塩田の水路跡など尾崎地区に関連のある12件をイラストマップで紹介。マップの原画は清水町のイラストレーター、益田美穂子さん(58)が描き、市の協力を得て会員らの手で公園に取り付けた。
 マップには地元小学生が考案した文化財キャラクター6体も登場。目につきやすい通学路沿いの2か所にも設置した。同グループまちなみ部会の江端恭臣部長(60)は「まずは地元のみなさんの関心を高め、次の世代へ引き継いでいきたい」と語った。

(日本遺産マップ案内板を設置した「尾崎のまちを考える会」のみなさん)

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