赤穂民報｜「市職員」名乗りカードだまし取る

赤穂民報

「市職員」名乗りカードだまし取る（1月14日）

　赤穂市内の一人暮らし８０代無職女性が１月１２日、市職員を名乗る男にキャッシュカードをだまし取られた。
　赤穂署によると、同日午後２時ごろ、被害者宅へ「市役所職員」を名乗る男から、「市役所から保険料の払い戻しがあります」「口座番号を教えてください」などと嘘の電話があり、その約２時間半後にやって来た男に金融機関のキャッシュカード１枚をだまし取られたもの。男は黒っぽいコートを着ていたという。
　同日中に女性が別居の長女に出来事を話して被害が発覚。女性は「暗証番号は教えていない」と話しているといい、今のところ口座から金が引き出された形跡はないという。
　同署は「キャッシュカードを渡すよう指示するのは、絶対に詐欺なので警察に相談して」と呼び掛けている。