赤穂民報

なぞなぞの絵本(1月10日)

 ロシア、ウクライナ、カザフなど20近くの民族に伝わる子ども向けの楽しい民間伝承(フォークロア)を集めた絵本です。
 鳥と虫の話を紹介しましょう。
 「まえから みると とがった きり うしろから みると くまで うえから みると あおい ラシャ したから みると しろい タオル」
 「くろいけども からすじゃない つのが あるが おうしじゃない 六ぽんあしには ひづめが ない うなりながら とび じめんに おりて つちを ほる」
 答えは分かりましたか。前者は「つばめ」で後者は「かぶとむし」です。
 「オタマジャクシはナマズの子ではありません。そのうち手がでて足がでる」といった話を思い出しました。
   * * *
「なぞなぞ100このほん」 
○採集/M・ブラートフ○編・訳/松谷さやか○絵/M・ミトゥーリチ○福音館書店
   * * *
 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。

(「なぞなぞ100このほん」○採集/M・ブラートフ○編・訳/松谷さやか○絵/M・ミトゥーリチ○福音館書店)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer