赤穂民報

《浄水施設担当課長汚職》借金返済に困って金銭要求か(1月29日)

 赤穂市発注の公共工事をめぐる贈収賄事件で、業者から現金を受け取って便宜を図ったとして逮捕された浄水施設担当課長の男(58)に借金があったとみられることが兵庫県警捜査2課への取材でわかった。
 同課は、課長が借金返済に困って業者側に金銭を要求したとみて、借金の理由や額、借入先などを捜査している。
 赤穂民報の取材では、課長が以前から、仕事で関係がある事業所などに金を無心していたことがわかった。「金を貸してくれたら工事で返す」と不正を持ちかけられた業者もあったという。
 数年前に課長から借金を頼まれたという市内業者によると、金が必要な理由は語らず、断るとあきらめて帰ったという。業者は「他の業者のところにも行っていたようだ。実際に貸した業者があるかどうかは言えない」と言葉を濁した。

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