赤穂民報
《浄水施設担当課長汚職》課長と係長兼務の立場利用か(1月28日)
赤穂市発注の御崎配水池整備工事をめぐる贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された浄水施設担当課長(58)が、課長と係長を兼務している立場を利用して特記仕様書や図面を独断で改ざんしていたとみられることが警察と市への取材でわかった。
「特記仕様書」は設計図書の一部で、工事に使用する材料や規格などを指定する書類だという。同工事をめぐっては、コンサルタント会社に業務委託した実施設計が昨年2月末に完了し、約4か月後の6月26日に入札が行われた。警察は、課長が入札までの間に特記仕様書などを贈賄側の森松工業(岐阜県本巣市)に有利になるように変更したとみて、具体的な変更箇所を捜査している。
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