赤穂民報

雄鷹台山に「千日登山」名札掛け(2月3日)

 健康増進などを目的に身近な山に継続して登る「千日登山」が盛んな雄鷹台山(標高253メートル)で、登山日数に応じて氏名を表示する名札掛けがこのほど設置された。
 同山を拠点とする登山サークル「オタカクラブ」(小賀紀明会長、約160人)が市の了承を得て7合目休憩所の屋根下に設置した。L字金具を付けた台板(縦20センチ、横1・8メートル)を4枚取り付け、ドウダンツツジやササユリなど同山で見られる植物を描いたプレートを掲出。「500日」「千日」から「9千日」まで達成日数ごとに計78人の名札が掛けられた。
 会員の山崎みどりさん(61)=加里屋=が名札の材料となるかまぼこ板をフリーマーケットアプリで集め、パソコンでプリントした文字をカーボン紙で転写。長女のみゆきさん(37)が電気コテで板を熱して線画を描くウッド・バーニングの手法で氏名を刻字した。名札1枚に30分ほどかけたという。
 「一文字ずつ気持ちを込めて作りました」とみゆきさん。プレートを製作した会員の服部伸司さん(69)=鷏和=は「目標は2000日。励みに山登りを続けたい」と意欲をみせた。
 「ボランティアで設置してくれて本当にありがたい」と小賀会長。名札は135枚まで掛けることが可能で、「雄鷹台山で『千日登山』を楽しむ人がもっと増えてほしい」と願った。同サークルについての問い合わせはTel080・6127・1003(小賀会長)。

(雄鷹台山に設置された「千日登山」の名札掛け)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer