赤穂民報
西播磨フードGP「赤穂塩大根」もうすぐ新物(2月26日)
地元産の青味ダイコンを赤穂塩と梅酢で漬け込んだ「赤穂塩大根」の新物販売へ向けて製造元の赤穂精華園やまびこ寮(大津)が準備を進めている。
すぐれた特産品を表彰する「西播磨フードセレクション」で今年度グランプリを受賞し、昨年生産分は完売。3月中旬には出荷を再開できる見込みという。
希少品種の伝統野菜に赤穂塩を使った素朴な漬物。青味ダイコンを4ミリほどの厚さに輪切りして天日干し。一旦水で戻して再び乾燥させ、赤穂塩と梅酢の調味液に5日間漬け込む。最後にきざみ昆布を混ぜて旨味を追加。赤穂義士の討ち入り装束をデザインしたパッケージで土産物としても人気が高く、フードセレクションでは「赤穂の塩を使って大根の特徴をうまく生かし、歯応えの良い風味豊かな素晴らしい製品」と評価された。
青味ダイコンは細長くねじれがあるのが特徴。施設内の農園で自家栽培したものを傷がないか選別し、利用者の名和紀子さん(51)=大津=が一本一本丁寧に土を洗い落とす。今季は昨年11月から12月にかけて収穫した。この時期に出始める新物を楽しみにしている客もあるという。支援員の宮脇知子さん(46)=加里屋=と水谷茉以子さん(35)=中広=は「おかずにも、おつまみにもおいしいので、ぜひ一度味わって」と勧める。
1袋(100グラム入り)500円。加里屋のプラット赤穂2階の赤穂精華園直営店「honoka」で購入できる。問い合わせはTEL43・2091(赤穂精華園やまびこ寮)。
(西播磨フードセレクション2020でグランプリの「赤穂塩大根」と製造スタッフのみなさん)
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