赤穂民報
《浄水施設担当課長汚職》元市課長を詐欺罪で追起訴(3月18日)
架空の公共工事を偽装して現金計約46万円を赤穂市からだましとったとして、神戸地検は同市元課長の男(58)=加重収賄罪で起訴済み、懲戒免職=を11日付けで詐欺罪で追起訴した。
起訴状などによると、元課長は2019年2月19日ごろ、市配水池施設のバルブを修繕したと見せかける架空の発注書兼請求書を上下水道部総務課に提出し、29万7000円を請求。市内の水道工事業者名義の口座に振り込ませた。その約3か月後の5月10日ごろにも同様の手口で17万1720円をだまし取った、とされる。
兵庫県警捜査2課によると、元課長は容疑を認めているという。警察は架空請求を共謀したとして、水道工事業者の社長を書類送検したが、11日付けで不起訴となった。検察は不起訴理由を明らかにしていない。
元課長は、岐阜県内の貯水槽タンクメーカーから賄賂218万円を受け取った見返りに、同社に有利になるように御崎配水池整備の設計図書を変更したとして今年1月に逮捕され、先月10日に加重収賄罪で起訴された。初公判は5月12日に予定されている。
捜査関係者は「一連の事件捜査は終結した」としている。
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