赤穂民報
「スーツ不似合い」還付金詐欺の受取り役逮捕(3月30日)
一人暮らしの高齢者からキャッシュカードをだまし取ったとして、赤穂署は3月30日、広島市南区東本浦町の無職の女(27)を詐欺容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
同署によると、女は同日午前11時半ごろ、金融機関職員になりすまし、赤穂市内の80代無職女性宅を訪問。キャッシュカード1枚をだまし取った疑いがある。女性宅には犯行の約30分前に市役所職員や金融機関職員を名乗る男から「後期高齢者医療の保険料の払い戻しがあります」「還付金を受け取るキャッシュカードは有効期限が切れて使えないので、訪問した職員にカードを渡してください」などと嘘の電話があったという。
警察は、「黒いスーツの不似合いな女性を乗せた」というタクシー会社からの通報を受けて現場付近をパトロール。ワンピースに着替えて現場から立ち去ろうとしていた女を捜査員が職務質問し、持っていた財布から被害者名義のキャッシュカードが見つかった。
捜査関係者の話では、女は別の他人名義のキャッシュカード1枚も持っていたといい、入手経路などを捜査するという。
同署によると、赤穂市内では3月に入ってから特殊詐欺とみられる不審電話が相次ぎ、市内の公共交通機関などに不審者情報の提供を呼びかけていた。
カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ
読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり
取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針
赤穂民報社