赤穂民報

65歳以上ワクチン接種 5月24日開始予定(4月21日)

 65歳以上の新型コロナウイルスワクチン集団接種について、赤穂市は5月10日から予約を受け付け、2週間後の同24日から接種を開始する計画を発表した。
 対象となる市民に向け、予約に必要な接種券を遅くとも4月28日ごろまでに郵送する予定という。
 赤穂市の集団接種会場は▽赤穂すこやかセンター(午後1時〜3時、一日につき48人)▽赤穂市民病院(午後2時〜4時、60人)▽赤穂中央病院(午後2時〜4時、60人)の3か所で、いずれも月〜金(祝日は除く)に実施する。
 予約は専用ホームページ、市公式ライン、またはコールセンターへの電話で受け付ける(接種会場での予約は不可)。会場と接種日、時間(30分単位)を選んで予約でき、先着順に受け付ける。
 接種券の送付から予約開始まで10日以上の間隔を空けた理由について市は「かかりつけ医に相談したい人のために余裕を設けた」とした。「1回目から3週間後に2回目の接種となるので、日程を考慮して予約してほしい」とし、予約方法について「コールセンターへは電話が集中してつながりにくいことが予想される。家族などの代理予約も可能なので、できれば専用ホームページ、またはラインでの予約を」と要望している。
 今回接種券が送付されるのは、今年度中に65歳以上になる人(昭和32年4月1日以前生まれ)で、市内の対象者は1万5910人。すでに接種済みの医療従事者などにも接種券が届くが、接種記録を国のデータベースで一元管理しているため、重複接種は起こらないという。また、高齢者施設入所者(従事者含む)はクラスター抑止を目的に4月26日(月)から各施設で優先接種を行うため予約は不要。
 市によると、24日にファイザー社製ワクチン1箱(1瓶5回分として975回分、接種可能人数487人分)が赤穂市に届く予定。また、26日の週にもう1箱が供給されるが、このうち約800人分は施設入所者への優先接種に回る。市は「供給が確定したワクチン量に応じて予約枠をオープンにしていく」(新型コロナウイルスワクチン接種対策室)としているが、その後の供給は現時点で確定しておらず、5月10日の予約開始時点で何人の予約を受け付けられるかは見えていない。牟礼正稔市長は21日の定例会見で、「政府の発言によれば、切れ目なくワクチンが供給されると想定している」と見方を示した。
 予約先は次のとおり。専用ホームページ、ラインは準備中。
 ▽専用ホームページ=https://vc.liny.jp/1173
 ▽赤穂市公式ライン=@akocity
 ▽コールセンター=0120・704・707(午前9時〜午後5時)
 ▽ファクス=079・226・2087
 * * *
 赤穂市へのワクチン供給量などについて加筆しました(2021年4月22日9時45分)

(赤穂市が発送する新型コロナウイルスワクチンの接種券のサンプル)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer