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中学生が危険物乙四に合格(4月23日)

 加里屋の中学2年、重政來輝(らいき)君(13)が国家資格「危険物取扱者乙種第四類」に合格した。関係者によると、「中学生の合格は珍しい」という。
 危険物取扱者は、一定数量以上の危険物を貯蔵する化学工場やガソリンスタンドなどで取り扱いや定期点検を担う。受検資格に年齢制限はないが、法令や物理、化学の知識も問われる。第四類はガソリン、灯油など引火性液体を取り扱える資格で、試験を実施する消防試験研究センターによると合格率は3割程度だという。
 小学生のころから「理科が大好き」という重政君は、父の武弥さんの勧めで昨年から同試験にチャレンジ。8月と12月の受検は惜しくも合格点に届かず、3度目の挑戦で合格を勝ち取った。
 「今度こそ絶対に合格する」との決意で、試験直前の2週間は1日2時間半かけて勉強したという。「次は第一類(酸化性固体)も合格したい。将来は化学工場で働きたい」と夢を語った。

(危険物取扱者乙種第四類の合格通知を手に笑顔の重政來輝君)

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