赤穂民報

V1・ヴィクトリーナ姫路と連携協定(5月19日)

 バレーボールを通じた青少年の健全育成と市民の健康増進を目的に赤穂市は19日、Vリーグ女子1部「ヴィクトリーナ姫路」の運営会社と包括連携・支援協力協定を締結した。
 具体的な連携内容として、▽元オリンピック日本代表選手などを小・中学校に派遣するトップアスリート事業▽ヴィクトリーナU23育成指定チームの関西福祉大学と共同のバレーボール教室といった地域貢献活動のほか、球団副社長を務める竹下佳江氏(元全日本女子代表)と赤穂市女性職員が「女性活躍」をテーマに行政への提言をまとめる座談会も予定しているという。市は下部組織を含めたチームへの応援活動を展開する。
 ヴィクトリーナ姫路は国内初のプロバレーボールチームとして2016年に発足。昨シーズンから1部リーグで戦っている。同社は18年の姫路市を皮切りに自治体との協定を進めており、今回で5例目となった。今後は定期的に協議の場を持ち、具体的な活動内容について話し合う。赤穂市は関西福祉大学とスポーツ振興パートナーシップ協定を結んでいることから、産官学による連携も期待される。
 市役所で行われた協定締結式で橋本明球団社長は「可能な限り赤穂市内での活動を増やしていきたい。将来的には地方創生につながるような活動を」と抱負。牟礼正稔市長は「スポーツを通じた市民の健康増進、女性の活躍できる社会づくりにもつながれば」と展望した。

(元全日本女子代表の竹下佳江氏も出席した赤穂市と姫路ヴィクトリーナとの協定締結式)

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