赤穂民報

交通安全教室を放送室から生配信(6月21日)

 加里屋の赤穂中学校(猪谷和寛校長)で18日、校内放送設備を使った交通安全教室があり、赤穂署員が映像と音声で自転車の安全な乗り方を全校生徒に向けて講習した。
 コロナ禍の感染リスクを減らそうと、「交通安全放送室」と題して分散受講できる形式に工夫した。職員室横の放送室で自転車交通ルールのDVDを再生して各教室のテレビモニターに配信。続いて、同署交通課の甲斐誠也警部補らがカメラとマイクに向かって講話する内容を生中継した。
 14歳以上が自転車で信号無視や一時不停止などの危険行為を3年以内に2度繰り返すと有料の講習を受けなければならないことや、歩行者にぶつかった自転車に9500万円の賠償を命じた裁判例なども紹介した。
 自転車で通学する3年の西川都羽(とわ)君(14)は「中学生でも2回違反したら講習を受けないといけないのは知らなかった。加害者にも被害者にもならないように注意して乗らないといけないと思いました」。同課の橋本宏治課長は「今後も感染対策に配意した交通安全教室に取り組み、事故防止につなげたい」と話した。

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