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自転車安全 県下初モデル校に指定(7月10日)

 自転車の安全利用や事故防止に模範的な活動を行っているとして、有年中学校(柏原博校長、生徒数41人)が公益財団法人日本交通管理技術協会から兵庫県内で初の「自転車通学安全モデル校」に指定された。
 同校は2010年度から交通安全の標語やメッセージを入れた生徒手作りのマスコットやキーホルダーを国道でドライバーに配布する活動を続けている。校内でも生徒有志の「学校防犯対策委員会」が週1回の全校集会で自転車通学時の交通安全を呼び掛け、事故防止に効果を上げているという。
 自転車通学安全モデル校は大学、高校、中学校を対象に2013年に始まった制度。6月1日付けで有年中を含む14校が新たに指定され、全国で合計79校となった。兵庫県内では初めて有年中と西脇中、西脇東中の3校が指定を受けた。
 学校防犯対策委員長の寺内愛結さん(15)=3年=によると、通学時以外でも反射材入りのタスキを肩に掛ける生徒が多く、「先輩たちが活動を続けてきてくれたおかげ」と感謝する。柏原校長は「地域のみなさんの見守りも含め、これまでの地道な取り組みが評価された。これからも交通ルールとマナーを守る意識の向上に努めていきたい」と語った。

(兵庫県内で初の「自転車通学安全モデル校」に指定された有年中学校)

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