赤穂民報
【読者の声】市斎場の人数制限 特例あるの?(7月17日)
身内に不幸があったのですが、赤穂市の斎場は新型コロナ対策で人数制限がかかっており、希望者全員での弔いが出来ませんでした。「制限人数を超えて入場できた」という話も聞いたのですが、何か条件や特例があるのでしょうか。(一市民)
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斎場を管理運営する赤穂市美化センターによると、昨年5月から感染拡大防止対策として、従来は20席ほどある告別室の座席数を10席に減らし、入場人数を「10人程度まで」に抑えるよう、喪家に要請しているという。
「特例はないが、きょうだいの人数が多いなど、どうしても10人で線引きができないような場合には若干名の増加は容認している」とのことだった。
入場制限を解除する時期や目安については、「今のところ何とも言えないが、今後の感染拡大状況やワクチン接種による感染抑制効果などを見ながら判断したい」としている。
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赤穂民報より
遺族にとって故人との最期の別れは、かけがえのない機会です。感染拡大防止のため入場制限のルールを設けることはやむを得ない面もありますが、入場を入れ替え制にしたり、屋外待機を認めたりするなど工夫して、できるだけ遺族の希望に近づけてほしいと思います。また、一方で入場を制限して、他方では制限を超えて入場を認めるような不公平が起こらないよう、市は公正な運用を徹底すべきです。
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