赤穂民報

3つのトマトが合体!? 種苗メーカー「珍しい」(7月21日)

 大小3つの果実がくっついた珍しい形のトマトが収穫され、塩屋の地方公務員、加藤照幸さん(63)が知らせてくれた。
 加藤さんによると、今年4月に赤穂市内の種苗店で購入して植えた「桃太郎」20株に実ったうちの1個。家庭菜園歴約30年で、植物全般に詳しい加藤さんにとっても「初めて見た」という。
 桃太郎を品種開発した「タキイ種苗株式会社」によると、「小さい2つの果実は『おしべ』の付け根が変化したもの」で珍しいという。
 「トマトは、トマトトーンというホルモン剤で着果をさせることが主流ですが、このホルモン剤で着果させる際に、トマトが育つために必要な栄養であるチッソが強めに効いている状態が重なると、果実の肥大中に、おしべの付け根の部分が果実のような形に変化し、つられて肥大することが稀にあります。このようなきれいな形になるのは結構珍しく、ちなみに、このオマケのような果実は、ちゃんと食べることができます」
 加藤さんは着果剤を使っておらず、「確率はさらに低くなる」(同社)という。

(3つの果実が合体したような珍しい形のトマト)

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