赤穂民報

歴史にちなみ舟で千種川下り (8月8日)

 かつて高瀬舟が往来した歴史にちなみ、ゴムボートで川を下るイベントが8日、千種川であり、高瀬舟が荷物を積み降ろした東有年の「大波止」から坂越の旧船着き場までオールを漕いで約10キロを下った。

 坂越上高谷、東有年、楢原の3自治会が「高瀬舟祭り」と題して主催。夏休みの親子連れ約20人が参加した。姫路市カヌー協会(板原兼則代表)の協力でラフティングボート1隻で出航。途中の複数箇所にある井堰は一旦ボートを陸に揚げて越え、乗り組む家族を交代し約5時間かけてゴールした。

 最初の井堰までは俵を積んで高瀬舟に見立てた川舟も随行。子どもたちは途中で川に飛び込んだり、ゴール地点でカヤック体験をしたりして夏の一日を楽しんだ。

 主催者は「これをきっかけに千種川沿いの地域同士の交流にもつなげていきたい」と今後の展開に期待した。

(千種川をボートで下った「高瀬舟祭り」)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer