赤穂民報

「絶対食べないで」駅前通りに毒キノコ(8月25日)

 加里屋の駅前通りで歩道沿いの花壇に毒キノコの「オオシロカラカサタケ」が複数生えているのが見つかった。赤穂健康福祉事務所は「絶対に食べないで」と注意を呼び掛けている。

 オオシロカラカサタケはハラタケ科のキノコ。春から秋にかけて発生し、マッシュルームのような形から生長すると傘が平らに開く。加熱や冷凍しても毒性はなくならず、食べると消化器系の中毒症状を引き起こす。赤穂市内では2010年に市内の公園に自生していたオオシロカラカサタケを生でかじった20代男性が約2時間後に腹痛や嘔吐、下痢を発症して入院した事例がある。

 かつては沖縄や小笠原諸島でしかみられなかったが、1980年代から本州でも確認されるようになったという。公園や河川敷など身近なところでも珍しくないという。

 同事務所は「キノコは見分けが難しい。食用のキノコに似ていても実は毒キノコだったということもあるので、手を出すべきではない」と話している。

(駅前通りに生えていた毒キノコのオオシロカラカサタケ)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer