赤穂民報

市内景気動向 4期連続で復調(9月4日)

 赤穂商工会議所は2021年4〜6月期の景気動向調査結果(120事業所中81社が回答)をこのほど公表。売上DIは4期連続で改善し、新型コロナウイルス感染症の影響に耐えながら回復の道をたどっている様子がうかがえる。

 売上DIは「増加・好転」と回答した割合から「減少・悪化」と答えた割合を引いた数値で、1年前の2020年4〜6月期に過去最悪のマイナス109・3を記録した。

 今期はマイナス43・2で前期(マイナス77・1)から33・9ポイント上昇。3度目の緊急事態宣言(4月25日〜6月20日)が重なった中、見通しを下回ったものの回復傾向は継続した。6つの産業別では89・3ポイント上昇したサービス業を筆頭に製造業、小売業、建設業、不動産・運輸業が改善した一方、卸売業は悪化した。

 来期見通しはマイナス27・2で、さらに改善を予測している。

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