赤穂民報

新たな飼い主マッチング 保護猫の里親会(9月6日)

 捨て猫や野良猫を保護して新たな飼い主に譲渡する「保護ねこの里親会」が5日、加里屋まちづくり会館であり、生後3か月程度の子猫18匹について里親を募集した。

 「赤穂の野良猫を地域猫にする会」が保護猫ボランティアグループ「ハピネス・オハナ」と共催。大半が赤穂市内で保護された子猫たちという。2時間半の開催で約50組計120人が来場。16人から里親の申し出があり、今後10日間ほど子猫を預けて相性を確かめた上でワクチン接種と不妊手術の費用負担、完全屋内飼育などを条件に譲渡する。

 夫婦で来場した40代女性は「どうせ飼うならペットショップで購入するよりも保護猫を引き取りたいと思っていたので、こうした会が地元であるのは良いこと」と話した。一方、別の来場者は「田舎の家で完全に室内で飼うのは難しい」として今回の譲り受けをあきらめた。

 主催者は「たくさんの方が保護猫に興味をもってくれたことはうれしい。ワクチンと不妊手術をして家の中で飼育するのがスタンダードになるように普及啓発にも取り組んでいきたい」と話す。

 この日に里親を募集した猫たち以外にも、今夏に生まれて保護された子猫たちがいるといい、10月17日(日)に次回の里親会を予定している。問い合わせはメールako.noraneko.chiikineko@gmail.com。


(保護猫と新たな飼い主をマッチングした里親会)

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