赤穂民報
かきまつりに過去最高の1万6000人(2月1日)
冬の味覚の代名詞“カキ”のおいしさを広めようと、「赤穂かきまつり」(同実行委員会主催)が1日、御崎の赤穂海浜公園で開催され、市内外から過去最高の1万6千人が来場した。
イベントのために用意したカキは殻付き、むき身合わせて6・5トン。午前10時の開会前から焼ガキ、カキみそ汁に長蛇の列ができた。
15分ほど並んで試食した神戸市の安藤和子さんは「今まで食べたことのないプリプリ感。くせになりそう」と旬の味を楽しんでいた。
会場では「カキのたたき売り」や「カキの重さ当て」なども行われ、終日にぎわった。昨年に続いて実施された「我が家の自慢かき料理コンテスト」は加里屋中洲のパン職人、鈴木誠さん(38)が考案した「パリッと牡蠣のピンチョス バーニャカウダソース」が最優秀賞に。カキとパンの串揚げに特製ニンニクソースをかけて食べるアイデアが評価された。
鈴木さんは「夫婦で一緒に作りました。まさか優勝するとは思ってもいませんでした」とうれしそうだった。
コンテスト入賞者は次のとおり。敬称略。
▽優勝=「パリっと牡蠣のピンチョスバーニャカウダソース」鈴木誠(赤穂市)
▽準優勝=「かきのライスサラダ」米川美子(明石市)
▽3位=「冬のごちそうカボチャのかきグラタン」長野るり子(岡山市)
▽銀波荘賞=「カキとオレンジのサンドイッチ」今井良子(赤穂市)
▽祥吉賞=「かきせん」杉本頼子(瀬戸内市)
(大好評だった焼きカキの無料サービス)
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