赤穂民報

「もう一度代表目指す」弓道の新家義行さん(10月29日)

 10月30日に開幕予定だった第33回全国健康福祉祭ぎふ大会「ねんりんピック岐阜2021」。コロナ禍の影響で中止となったが、弓道競技に兵庫県代表として出場予定だった赤穂弓友会の新家義行さん(66)=塩屋=に話を聞いた。

 新家さんは56歳のときに弓友会の見学に誘われて入会。元々武道に興味があったといい、「年を取っても息長くできそう」と稽古を始めた。ねんりんピックの代表選考を兼ねた県大会は出場資格が得られる60歳から毎回出場し、5月にあった今年の大会で10射8中で初優勝。県代表に選ばれたが、9月上旬に大会中止が決まった。

 「中止はとても残念ですが、全国大会に向けた強化練習で他の代表メンバーの射型や技術を見て多くのことが参考になりました」と新家さん。「また代表に選ばれるように練習に励みたい」と前向きに気持ちを持ち直した。

(「また代表に選ばれるように稽古に励みたい」と話す新家義行さん)

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