赤穂民報
【読者の声】スケボー場がほしい(11月27日)
坂越港でスケボーをしている高校生くらいの子から「赤穂にはスケボーできる場所がない」「できる場所があったらいいのに」と聞きました。
若い子が遊べる場所があればと思いますが、そうした施設を作ることはできないのでしょうか(坂越の80代女性)
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赤穂民報より
赤穂市内でスケートボードができる場所としては、御崎の「みなとひろば」があります。赤穂市が「尾崎・御崎地区都市再生整備事業」の一環で整備した多目的グラウンドで2016年に開設されました。
200メートルトラック、健康遊具、バスケットゴールなどのほか、スケートボード台が設置されていて、午前8時半~午後5時(4~9月は日没まで)に無料で利用できます。
近隣の自治体では、姫路市が2019年に手柄山中央公園内に6500万円をかけてスケートボードパークを整備しました。照明設備付きで午前9時~午後9時まで個人は無料(要事前登録)で利用できます。市スポーツ振興室によると、東京オリンピック前後に新規登録者が増加し、10月末時点で2027人が登録。ランニングコストは鍵の開閉と清掃で年間約50万円とのことです。
また、備前市でも日生地内にスケートボード場を新設する計画があり、今月30日開会の第6回定例会に上程する今年度一般会計補正予算案に用地購入費、整備工事費として約6000万円が盛り込まれています。
赤穂市では今のところ、みなとひろば以外のスケートボード場を整備する予定はないようです。関係者の話では、城南緑地公園内での整備を検討したことがあったらしいですが、他の来園者との接触や騒音が懸念され、具体化には至りませんでした。
みなとひろばでプレーしている人たちに話を聞くと、「これだけ面積の広いスケートボード場はめずらしい」「無料で利用できてありがたい」という声のほか、「ボックス(箱状のスケートボード台)に段差があり、初心者には危険」「もっと長いボックスやランプ(アールのついた台)もあれば、もっと人気のスポットになる」といった要望がありました。
「スポーツ先進都市」を目指す赤穂市としては、財政状況の厳しい折ではありますが、利用者の要望も踏まえながら、特色あるスポーツ環境整備を進めてもらえればと思います。一方、スケートボードは、台に飛び乗ったときや着地時の音が近隣の迷惑になる場合があります。マナーを心がけてください。

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