赤穂民報

第5次国土利用計画の意見募集(12月3日)

 赤穂市は、土地利用の基本構想や目標などを定める「赤穂市国土利用計画」の第5次改定案について、市民から意見を募集するパブリックコメントを実施している。

 国や県の国土利用計画を基本に、市総合計画に即して市内区域の土地利用に関して必要な事項を定めるもの。都市計画の基本的方針を定める「市都市計画マスタープラン」のベースとなる。

 改定案では、現計画で「5万2000人」としていた目標人口を総合計画に合わせて「4万2000人(2030年度)」と想定。民間活力による産業基盤の整備を進めるなど新たな土地利用を展開できるよう検討する「土地利用検討エリア」として、▽山陽自動車道赤穂IC周辺農地等▽福浦地区▽御崎地区を設定した。現計画で「臨海景勝ゾーン」となっている鷏和から福浦地区にかけた沿岸部は設定が外れた。また、市が今年8月に施行した「水源保護地域」についても記載した。

 改定案は市ホームページで公開しているほか、市役所と各地区公民館で閲覧できる。パブリックコメントは12月27日(月)まで受け付けている。問い合わせは市企画政策課Tel43・6867(ファクス43・6822、メールsenryaku@city.ako.lg.jp)。

(第5次赤穂市国土利用計画の土地利用構想図)

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