赤穂民報

念願のマーチングバンド全国大会へ(12月5日)

 第49回マーチングバンド全国大会の「高校の部」(12月12日、さいたまスーパーアリーナ)の中国地区代表に創志学園(岡山市北区)が選出。赤穂市出身の部員4人も晴れの舞台を楽しみにしている。

 同校マーチングバンド部(近藤剛士顧問)は2018年度に創部したフレッシュなチーム。先月6日に広島市で行われた中国大会で映画「ライオンキング」の挿入歌をつなげた演奏演技で金賞に輝き、3年連続3度目の全国大会代表校に選ばれた。

 部員60人のうち、2年の金谷美憂さん(メロフォン)と出口楓さん(アルトサックス)、1年の金谷美玲さん(バリトン)と大河優月さん(ベースドラム)が赤穂市出身。4人ともマーチングバンド活動に興味を持って同校へ進学したという。

 「部員みんなの演奏と演技が揃ったときは自分でも感動する」とマーチングの魅力を語る美憂さん。妹の美玲さんは「入学してからコロナ禍でずっと半日練習だったので、今は思う存分練習できることがうれしい」と話し、重いドラムを持って演奏する大河さんは体力づくりのランニングを頑張った。

 昨年度の全国大会は新型コロナ感染拡大の影響で録画映像によるオンライン開催となり、表彰も行われなかった。出口さんは「初めて大きな舞台に立って演奏演技ができるので、今まで積み上げてきたことをちゃんと発揮できる全国大会にしたい」と意気込む。

(全国大会出場決定を喜ぶ創志学園マーチングバンド部の=左から=金谷美憂さん、出口楓さん、金谷美玲さん、大河優月さん=学校提供)

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