赤穂民報
伝統芸能とヒップホップ融合「傘ダンス」(12月6日)
伝統郷土芸能の「傘踊り」とヒップホップを融合した創作ダンスが誕生。4日、上仮屋の赤穂大石神社で初披露された。
岡山県津山市を拠点とする宮坂流の傘踊りを継承する「花てまり」(松本百合子代表)で約20年活動してきた福本久子さん(74)=加里屋=が「傘踊りの魅力を次世代に伝えたい」と今春に実行委員会を結成。クラウドファンディングで集まった支援金でオリジナル曲と振り付けを制作した。
この日は振り付けを担当した宮本美起さんが主宰する「RAM.ダンススタジオ」のメンバー7人が演舞。赤と白を基調にした袴姿に和傘を持ち、軽快なリズムでダンスを披露した。
メンバーの一人の冨田結さん(18)=塩屋=は「道具を持って踊ったのは初めて。普段踊っているストリートダンスとは違って新鮮です」と笑顔。福本さんは「傘踊りに新しい息吹を入れてくれた」と大きな拍手を送った。
「傘ダンス」は12月12日(日)、上仮屋の赤穂城跡武家屋敷公園である「歳末助け合いフェス」でも披露される。出演は午前11時20分ごろ予定。
(傘踊りとヒップホップをコラボして誕生した「傘ダンス」)
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