赤穂民報

「日本最後の仇討ち」室津で企画展(12月21日)

 赤穂藩の暗殺事件に端を発する「高野の仇討ち」の関連史料を紹介する企画展「日本最後の仇討ちと室津」が、たつの市御津町の市立室津海駅館で開かれている。

 高野の仇討ちは、尊皇攘夷の急進派によって穏健派の赤穂藩用人・村上天谷らが暗殺された「文久事件」から9年後の明治4年(1871)、天谷の遺子らが急進派関係者7人を和歌山県の高野山麓で殺害した事件。御津町室津の賀茂神社には仇討ちの絵馬が奉納されており、また、新宮町宮内の梅岳寺には天谷の三男で仇討ちに参加した池田農夫也らの墓がある。

 企画展は仇討ちから150年の節目に合わせて開いた。仇討ちの現場図をはじめ農夫也の子孫が所蔵する資料など20点と写真パネルを展示している。

 1月10日(月・祝)まで午前9時半〜午後5時(入館は4時半まで)。入館料200円(小・中学生100円)。Tel079・324・0650。

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