赤穂民報

海浜公園の利活用 民間から提案募集(1月12日)

 県立都市公園の魅力向上を図ろうと、兵庫県は赤穂海浜公園など3つの公園を対象に、収益施設整備や公園維持管理に関する提案や意見を民間事業者から募集するサウンディング調査(事業可能性調査)を実施する。

 赤穂海浜公園では、昨年12月に「動物ふれあい村」が閉鎖。また、大観覧車は今月10日で営業運転を終了し、今年度中に撤去される。県は跡地の活用を含めた公園全体のリノベーションを進める方針で、サウンディング調査によって「民間のすぐれたノウハウと投資を呼び込む」狙いがある。

 調査対象は他に明石公園と播磨中央公園。県が6日に公表した実施要領によれば、赤穂海浜公園について「特に提案を求めたい事項」として、▽自由広場、動物ふれあい村跡地及び大観覧車撤去跡地の活用▽園内湖や海を活かした事業の提案ーを挙げている。

 公園利活用の事業実施主体となる意向をもつ法人を対象に今月末まで提案を受け付け、民間活力導入の実現性が高いと判断されれば、公募要項を作成して正式に事業者を公募する。現時点では2023年度に事業者を公募し、その翌年度に施設を整備、25年4月の供用開始を目指すスケジュールを予定しているが、県は「事業内容によっては、スケジュールを早める場合もある」(公園緑地課)と話している。

(兵庫県が赤穂海浜公園について実施するサウンディング調査で特に提案を求めたい区域図)

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