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パチンコ店跡は「トライアル」来年2月開業予定(1月15日)

 大型商業施設の立地計画がある細野町の旧パチンコ店跡地の出店企業がトライアル・カンパニー(本社・福岡市)であることが13日までに関係者への取材でわかった。来年2月のオープンへ向け、準備を進めているという。

 同社は「スーパーセンタートライアル」などの店名で大型ディスカウントストアを運営。同社ホームページによると、北海道から鹿児島まで33道府県で合計270店舗を展開している。そのうち9割近くは24時間営業の形態。兵庫県内では姫路、明石など5店舗がある。

 関係者の話では、細野町の店舗は2023年2月に開業予定。現在は県の大規模集客施設条例の手続きへ向けて準備を進めており、来月にも基本計画書が提出される見通しだという。

 出店用地の面積は約1万9000平方メートル。土地を所有する大阪市内の不動産会社が「利回り5%程度の収益物件」として買い手を探しているという。

 同社は数年前、JR坂越駅近くの浜市土地区画整理地内への出店を模索したが、計画実現には至らなかった。今回は地権者との間で30年間の定期借地権による賃貸借契約をすでに締結しており、出店はほぼ確実とみられている。

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