赤穂民報

【読者の声】第6波の中、新年会は無責任では(1月21日)

 1月7日夜、赤穂市職員が新年会を開いたと聞きました。第6波が到来した中、無責任ではないでしょうか。(一市民)

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 市に事実確認したところ、上下水道部水道課が同日、市内の居酒屋で新年会を開いていたことがわかった。新型コロナ対策適正店の認証を受けている店を貸り切って10人が参加。一つのテーブルの人数が4人以下になるように3つのテーブルに分かれて座り、午後6時過ぎから8時半過ぎごろまで会食した。一部の参加者を除いて飲酒もあり、会食の終盤には腕相撲を楽しんだという。

 市は昨年12月23日、県の対処方針に基づく新型コロナ感染拡大防止の呼び掛けとして、「会食は同一テーブル4人以内、2時間以内程度とし、会話時はマスク着用を徹底」「感染対策が徹底されていない飲食店、カラオケ店等の利用はやめてください」などと全職員にメールで通知していた。同一テーブル4人以内の会食自体は対処方針や通知に反するものではないが、2時間を超えて会食を続けた点は逸脱している。

 新年会があった7日は兵庫県内で144人の感染が判明し、斎藤元彦知事が「第6波に入った」との認識を示した日だった。自身も新年会に参加した担当部長は赤穂民報の取材に「日頃から頑張って仕事してくれている職員の慰労と、お互いの親睦を図ろうと会食を開いた。同一テーブル4人以内なら問題ないことを確認した上で行ったが、今思えば軽率だった」と反省の弁を述べた。

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