赤穂民報

市美化センター 階段から転落か 搬送先で死亡(2月4日)

 2月4日午前7時10分ごろ、赤穂市中広の市美化センターで、粗大ごみ処理施設棟の外付け階段下で従業員の男性(51)が倒れているのを同僚が見つけた。男性は約3時間後に死亡が確認された。

 赤穂署によると、助けを呼ぶ声を聞いた同僚が駆け付けたところ、倒れていた男性が「階段から落ちた。両足が痛い。救急車はいらない」と話したといい、同僚が自分の車で市内の病院に搬送。検査を受けている途中で意識を失い、心肺停止状態になったという。死因は出血性ショックとみられるという。

 センターの話では、男性は市が業務委託している企業の会社員で業務所長を務めていた。午前8時の始業へ向けて早めに出勤していたとみられ、警察は誤って階段から転落したものとみて調べている。

 事故発生時の対応について、同センターの三中正登所長は「センターの安全基準では、事故があった場合は救急、警察に通報するよう取り決めている。事故当時は勤務時間外で管理事務所に職員が不在だった」と話している。

 同センターでは2015年11月にも作業員の男性が機械にはさまれて死亡した事故が発生している。

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