赤穂民報

中央義士会の新役員 花岳寺と大石神社参拝(3月17日)

 元禄赤穂事件の研究機関「中央義士会」が新理事長をこのほど選出。新役員が17日に来穂し、花岳寺と赤穂大石神社を参拝。赤穂市役所を表敬訪問した。

 昨年5月に前理事長が退任して以降、理事長職が空席となっていたが、今月6日の理事会で『忠臣蔵の起源』の著書がある柿崎輝彦氏(63)=横浜市港北区=を理事長に選出。常務理事に泉岳寺の松根大地住持(46)を迎え、義士木像館のある同寺講堂を同会本部とすることが決まった。

 同会は1908年(明治41)に九州日報社長の福本日南(1857―1921)が福岡で開いた第1回義士会を契機に創始。1916年(大正5)に現在の名称で団体を設立した。渡辺世祐、井筒調策、佐佐木杜太郎といった歴代の赤穂義士研究者らが在籍。赤穂義士会など全国9団体が加盟する「全国義士会連合会」の事務局も兼ねている。

 柿崎氏は「創立から115年の歴史と伝統を継承しつつ、『新生・中央義士会』として次の100年、200年続くように会を再構築したい」と抱負を話した。

(中央義士会の柿崎輝彦理事長=左から3人目=、常務理事に就任した松根大地・泉岳寺住持=右から3人目=をはじめ新役員のみなさん)

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