赤穂民報

《市民病院医療事故多発》会見有無「僕から答えるべきでない」(3月23日)

 牟礼正稔市長は23日、月1回の定例会見に出席。赤穂市民病院の医療事故多発問題などに関する記者会見を開催するのかどうかについて、「僕から答えるべきではない」として明らかにせず、定例会見終了後に配付した資料で病院の会見実施を知らせた。病院会見に関する質問を避けたものとみられる。

 牟礼氏は今月8日にあった第1回定例会の代表質問で、家入時治議員の「現院長が定年退職する3月末までに会見を開き、市民にできる限りの説明をすべき」との問い掛けに、「院長に伝えて、しかるべく対応したい」と答弁しており、市民病院の開設者としての市長の対応に関心が集まっていた。

 牟礼氏は定例会見で、「(病院の)会見が開かれる予定はあるのか」との記者からの質問に「後ほどペーパー(案内)を配る」「それは僕の方から答えるべきじゃない」として明言を避けた。院長へ伝えた内容や時期については「答える必要がない」と回答を拒否した。

 定例会見終了後に報道各社に配布された案内によると、病院は3月25日(金)午後に藤井院長と新院長が記者会見を開く。会見内容は「病院長交替による新体制について」とし、「係争中の事案等に関して、お答えできない場合がありますが、あらかじめご了承ください」と注釈がついている。

(連続医療事故をめぐる記者会見に関する病院側への連絡について「答える必要がない」と質問への回答を拒否した牟礼正稔市長)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer