赤穂民報

春恒例のサロン演奏会 通算30回に(4月11日)

 兵庫県指定有形文化財の赤穂市立民俗資料館で10日、春恒例のサロンコンサート「花びらに寄する思い」があり、農神町の小川真澄さん(71)と本水尾町の尾上克彦さん(58)がソプラノとクラシックギターで春にちなんだ曲を中心に演奏した。

 「日本の伝統的な童謡や唱歌を歌い継ぎたい」と小川さんが尾上さんに声を掛けて1992年に始めた演奏会。明治41年に建てられた同館のレトロな雰囲気とアコースティックな演奏がマッチし、人気のイベントとなっている。一昨年にコロナ禍で中止になった以外は毎年欠かさず開かれ、今回で30回目となった。

 この日は小川さんが「早春賦」「霞か雲か」「春の小川」などを尾上さんのギター伴奏で歌唱。尾上さんがソロで奏でた「さくらさくら」などを含めて17曲を披露した。

 10年以上前から毎回来場しているという女性は「歌声とギターの音色に心が癒やされました」と聞き入り、小川さんは「30回もできたのは尾上さんのおかげ。これからも、できる限り続けたいです」と意欲を話した。

(30回目を迎えたサロンコンサート「花びらに寄する思い」で演奏を披露する小川真澄さんと尾上克彦さん)

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