赤穂民報

相生産生カキを「坂越産」と表示(2月18日)

 相生産を一部使用した袋詰め生カキを「赤穂市坂越産」と表示して販売したとして、中播磨県民局姫路農林水産振興事務所は17日、業者に改善指示を行った。
 改善指示を受けたのは、姫路市白浜町甲の水産物加工販売会社。
 同事務所によると、昨年12月、「播磨灘が産地偽装を行っている」などの通報が農水省近畿農政局を通じて県に寄せられた。
 姫路市保健所と合同で行った任意調査の結果、昨年12月1日から今年1月15日までの間に「赤穂市坂越産」と表示して県内のスーパー、卸業者計14社へ出荷された生カキ約44トン中、少なくとも約28トンの相生産が混入していたことがわかった。日本農林規格(JAS)法違反にあたり、現在は表示を改善して製造販売しているという。
 同社では、同じ製造ラインで「相生産」と「坂越産」の袋詰めを作業。同事務所は何らかの理由で混ざったものとみて、原因の徹底究明と再発防止策を1カ月以内に提出するように指示した。
 赤穂市漁業協同組合は「今後は表示を適切にしてほしい」と話している。

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