赤穂民報

樫本大進と独の名門オケ共演 21日一般発売(5月20日)

 赤穂ゆかりの世界的ヴァイオリニストがドイツの名門オーケストラと共演する「ケルン・ギュルツェヒニ管弦楽団赤穂公演ーロト・樫本大進を迎えて」は7月5日(火)、中広の赤穂化成ハーモニーホールで開催。チケットは5月21日(土)から一般発売される。

 ケルン・ギュルツェヒニ管弦楽団は1827年設立。ケルン市立歌劇場の専属オーケストラとして伝統と実力を備え、ブラームス『ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲』、マーラー『交響曲第5番』などの名曲を初演したことでも知られる。

 本公演は、2015年からケルン市音楽総監督として同楽団を率いる首席指揮者のフランソワ=グザヴィエ・ロト氏のタクトでベートーヴェン『レオノーレ序曲第3番』、シューマン『交響曲第3番ライン』を演奏。サン=サーンス『ヴァイオリン協奏曲第3番』はベルリンフィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスターの樫本大進氏がヴァイオリンソロを披露する。

 会場となる赤穂市文化会館の開館30周年記念事業で、樫本氏が今年のアジアツアーで2会場のみ行う日本公演の一つに組み込んだ。

 大ホールで午後6時半開演。全席指定でS席1万1000円、A席9000円、B席6000円(高校生以下3000円)。一般発売は同会館窓口で21日午前9時から。電話予約は同日午後1時からTel0791・43・5144で受け付ける。

(=左から=樫本大進(ⒸKeita Osada(Ossa Mondo A&D )、ケルン・ギュルツェヒニ管弦楽団(Ⓒholger talinski)、フランソワ=グザヴィエ・ロト(ⒸJulia Sellmann))

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