赤穂民報
「電車で行こう!」駅で鉄道利用呼び掛け(5月27日)
利用者減少に伴って減便された地元の鉄道路線を守ろうと27日朝、播州赤穂駅や有年駅などでJRの利用を呼び掛けるキャンペーン活動があり、「電車に乗ろう!」などと書かれたポケットティッシュが乗降客に配られた。
播州赤穂駅では改札口前に「電車で行こう! みんなでつなごう この路線」と書かれたのぼりを立て、午前7時から約1時間20分、牟礼正稔市長が船引俊和駅長、大角謙二・赤穂高校長らとともに11人で啓発グッズを配布した。
JR西日本は昨年10月のダイヤ改正で、赤穂線の昼間の運行を1時間に2本から1本に減便。山陽本線でも今年3月から減便や最終便の繰り上げが行われた。こうした動きを受け、赤穂市は東備西播定住自立圏で連携する備前市、上郡町とともに「JR利用促進協議会」を発足した。
この日は有年駅では山田昌弘議長ら4人、上郡駅では梅田修作町長ら10人が参加し、備前市の西片上駅でも同様の活動が行われた。
通勤で赤穂線を日々利用しているという相生市の会社員男性(55)は「朝8時台の電車を増やしてほしいくらい。せめて通勤時間帯は便数を維持して」と話した。
(播州赤穂駅などで行われたJR利用促進キャンペーン)
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