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橋本和歌子さんが空手道の県選手権V5 坂越中は初の全国へ(6月3日)

 空手道の第55回兵庫県選手権大会(5月15日、県立武道館)で、中浜町の橋本和歌子さん(51)が女子4部組手(50〜54歳)で連覇。また、中学生男子団体組手では坂越が準優勝し、いずれも全国大会出場を決めた。

 橋本さんは日々の稽古で磨いた得意の突きで対戦相手を圧倒。1ポイントも失わずに完封勝利を重ねて頂点に立った。同大会の優勝は3部(45〜49歳)を含めて通算5度目。日本スポーツマスターズ(9月23〜25日、岩手県盛岡市)に出場する。

 昨年はコロナ下で全国大会が中止。橋本さんは「コートの中を自由に動き回って技を決めたい」と2年分の思いを今年の大会にぶつけるつもりだ。

 坂越中は▽先鋒=三村泰生君(3年)▽中堅=籔下夢翔君(3年)▽大将=籔下大夢君(1年)の3人でエントリー。準決勝までの3試合は先鋒と中堅が連勝して決勝に駒を進めた。決勝は惜しくも1ー2で敗れたが、2位までに与えられる全国中学生空手道選手権大会(8月26〜28日、鹿児島県薩摩川内市)への出場権を得た。

 関係者によると、赤穂市内からの全国大会出場は初めて。県大会で負けなしだった籔下夢翔君は「一試合一試合着実に勝って優勝を目指したい」と抱負を語った。

(空手道の兵庫県選手権で通算5度目の優勝を果たした橋本和歌子さん)

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