赤穂民報

給食パン金属片混入 教育長「初期対応に課題」(6月9日)

 学校給食のパン1個に針金状の金属片が混入していた問題について、尾上慶昌教育長は「初期対応に課題の残る対応だったと認識している。責任者として市民の皆さんにご心配をおかけしたことを陳謝したい」と3日の会見で語った。

 異物混入があった先月19日は「出張で後日報告を受けた」という尾上氏は、「例えば動植物とか昆虫、あるいは特定できない物質の場合は、破片とか粉とか広がりが懸念されるので、赤穂市内の給食を全部止めてでも即時対応しなければならない」とした上で、「今回は金属片で、おそらく工業製品の部品だろうと。混入の広がりがなかったということで、そういった対応はしていない」と各校に連絡しなかった理由を説明した。

 混入した異物が金属片のような危険物だった場合に報道に情報提供するよう定めている対応マニュアルが守られなかったことについては、「給食センターが(混入異物を)確認した時点では、もうすでに給食が終わりかけている学校もあった。とりあえず混入物が特定できたということで、連絡とか報道への報告が滞ってしまった」と釈明し、「これからはマニュアル通り、きちっと進めていくように深く反省して対応していきたい」と述べた。

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