赤穂民報

「みんな待ってた」3年ぶり土曜夜店(6月18日)

 花岳寺通商店街の夏の風物詩「土曜夜店」が18日、3年ぶりに開催。露店が並んだ商店街に親子連れや子ども同士など大勢が訪れてにぎわった。

 義士墓所がある花岳寺から東に続く商店街にスーパーボールすくい、りんごあめなど約30軒の露店が出店。日没が近づくにつれてどんどん人が集まり、行き交うのが難しいくらいのにぎわいになった。人気の「フライまんじゅう」に行列ができ、この日限定で復活した「いか焼き」は早々に売り切れた。

 昭和初期に始まった「一六夜店」の流れをくみ、100年近い歴史がある行事。ここ2年はコロナ禍で開催を自粛した。従来は5〜6回だった回数を2回に縮小して3年ぶりの開催にこぎつけた。

 夫婦で初めて長男(7)を連れて来場した上仮屋北の男性(38)は「自分も子どものときに楽しみにしていたイベント。家族で一緒に雰囲気を楽しめてよかった」。商店街の近くに住む70代女性は「夜店でこれだけの人出を見るのは久しぶり。みんな待ってたんやね」とにぎやかな街角に目を細めた。

 土曜夜店は6月25日(土)午後5時半〜8時半にも行われる。

(3年ぶりの開催で大勢の人出でにぎわった「土曜夜店」)

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