赤穂民報
三菱電機赤穂工場 品質管理認証の一部取消(7月8日)
三菱電機は7日、赤穂工場での検査不正を受けて一時停止となっていた系統変電システム製作所の品質管理に関する国際規格「ISO9001」認証が一部取り消されたと発表した。
同社では2018年以降、複数の工場で品質を巡る不正が発覚。赤穂工場の検査不正は調査委による調査の過程で今年4月1日に判明し、品質管理の認証機関から5月6日付けで同製作所の「ISO9001」認証の一時停止を受けていた。
認証が取り消されたのは赤穂工場が製造する変圧器の設計や開発、修理など。同製作所の別の製造部が取り扱う製品については一時停止が解除された。
同社によれば、「ISO9001」認証が契約条件となる変圧器には赤穂工場の製品を出荷できない状態が続くが、それ以外の注文を受注して製造したり、出荷したりすることは可能という。
認証の一部取消を受け、同社は「お客様や関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしていることを、あらためてお詫び申し上げます」と謝罪し、「認証の早期再取得に向けて全力で取り組んでまいります」とコメントしている。
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(検査不正により「ISO9001」認証を一部取り消された三菱電機赤穂工場)
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