赤穂民報

医者装い「息子さんの手術代必要」詐欺電話に注意を(8月10日)

 「息子さんが手術するので金が必要」などと嘘を言う不審な電話が8月10日、赤穂市内で複数確認され、赤穂署が注意を呼び掛けている。

 同署によると、いわゆる「劇場型」のオレオレ詐欺の手口の一つ。医療機関の医師を名乗る人物が「息子さんが来院している。大変な病気で手術することになる」と嘘の電話をかけた上で、息子になりすました男が「手術代が足りない。知人が取りに行くから渡してほしい」などと現金を要求してくるという。

 10日に赤穂署が認知したケースの一つでは、電話を受けた人が「うちの息子は海外出張中」と嘘を見破ったところ、犯人はすぐに電話を切ったという。

 警察は「不審な電話があれば、家族に電話をかけて直接確認してほしい。電話をかける際は、相手が言った番号ではなく、以前から知っている番号にかけて」と呼び掛けている。

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