赤穂民報

仕入高騰 引き続き見通し厳しく(9月7日)

 赤穂商工会議所が四半期ごとに実施する景気動向調査の2022年4〜6月期の結果が1日公表され、高騰する仕入単価のさらなる上昇と人不足の影響がさらに大きくなっていることがわかった。

 発表されたデータによると、仕入単価DI(仕入単価が「増加」と答えた割合から「減少」と答えた割合を差し引いた数値)はマイナス116・9で、初めて3桁のマイナスとなった前期から13・6ポイント悪化した。また、数字が大きいほど人手不足を表す雇用DIは前期48・4から6・7ポイント増の55・1となった。

 来期(7〜9月期)の見通しでは、仕入単価の上昇が一服するとの見方が示されているものの、見通し数値は「マイナス100」で相変わらず厳しい状況が続くと予測。また、売上DI見通しが「回復」の一方、収益DI見通しは「悪化」を示しており、全体としては「増収減益」を見込んでいるようだ。

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