赤穂民報

全国障害者スポーツ大会へ古川修哉さん、松嶋夕香里さん(10月24日)

 10月29日から栃木県宇都宮市で行われる「第22回全国障害者スポーツ大会」の水泳競技に大町の古川修哉さん(25)と東有年のアコオ機工勤務の松嶋夕香里さん(38)=たつの市=が兵庫県代表で出場する。

 日本パラ選手権3連覇の実績を持つ古川さんは過去3年連続で全国障害者スポーツ大会の代表に選ばれたが、台風とコロナ禍で中止。今回が初出場となる。昨夏から競技を始めた松嶋さんは週3日の練習を欠かさず初めての出場権を獲得した。

 両選手とも光都スポーツクラブ(たつの市光都)でトレーニング。今年度、県が選手育成強化を目的に専門指導者を派遣する「障害者アスリートマルチサポート事業」で理学療法士や競泳コーチの指導を受け、その成果がタイムに表れているという。

 「記録が伸びるたびに壁を越えていく実感がある」と話す古川さんは25メートル自由形と50メートル背泳ぎに出場。「自己ベストを出して次の大会への弾みにしたい」と意欲をみせる。松嶋さんは25メートルの自由形と背泳ぎにエントリー。剣道部だった中学時代は県大会にも出場できず、「全国大会に出られるとは思ってもいなかった。出るからには表彰台に上がって金メダルとブーケを受け取りたい」と抱負を話した。

(全国障害者スポーツ大会に水泳競技で初出場する古川修哉さん(右)と松嶋夕香里さん)

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