赤穂民報
千日登山 通算1万日達成で表彰(11月2日)
山登りによる健康増進の継続を年に一度称える「千日登山」の2022年度顕彰がこのほど赤穂市から発表され、加里屋の有田良子さん(76)が通算1万日を達成して表彰された。
有田さんが所属する登山サークル「オタカクラブ」によると、通算1万日で表彰されたのは前年度の常念初恵さん(77)=北野中=に続いて2人目という。
有田さんは子育てが落ち着いた30代後半から健康づくりのジョギングを始め、その延長で雄鷹台山に登るようになったという。はじめの頃は2合目までで帰っていたが、常念さんの誘いで頂上まで登るようになり、その後クラブに入会して千日登山の記録も付け始めた。
夜明け前の午前4時過ぎに自宅を出発し、首と腰に着けたライトの明かりを頼りに登山道を歩くのが日課。5年ほど前からは体の負担を考慮して7合目までに短縮したものの、よほどの悪天候か用事がある日でなければ山登りを欠かさず、昨年12月に通算1万日の大台に乗った。
「山に登ると気分転換になるし、季節を感じられる。心が落ち着きます」と登山の良さを話す有田さん。ヨガやダンスなど他に楽しんでいた趣味がコロナ禍で途切れた中、「登山があって良かった。これからも無理せず、ゆるりと登りたい」と今後も続けるつもりだ。
千日登山顕彰で表彰されたのは次のみなさん。敬称略。
▽1万日=有田良子(加里屋)
▽6000日=小賀紀明(加里屋)星見信行(大町)
▽5000日=田村みどり(尾崎)平井満千枝(元町)
▽4000日=汐江進(加里屋)野村正直(中広)山田順造(塩屋)土手孝夫(塩屋)
▽3000日=山本恵美子(塩屋)細中満広(板屋町)中村正美(中広)小林尚代(新田)安岡千栄子(南宮町)中川博子(大町)湊直美(元塩町)
▽2000日=釣禎之(寿町)福井政子(上仮屋)笠原博志(塩屋)額田一正(福浦)釣豊子(上仮屋)政家一穂(加里屋)室井久和(北野中)萬代一三(尾崎)
▽1000日=中谷行夫(松原町)岩本みどり(新田)沖貴夫(城西町)須田雄三(加里屋)内波修一(若草町)矢野美代子(加里屋)永尾さつき(片浜町)金川文俊(中広)
▽500日=岩佐祐子(惣門町)太田温美(塩屋)上荷尚紀(加里屋)岩崎悦子(中広)中島茂夫(若草町)西角淳一(中広)田村芳雄(有年横尾)大前栄一(浜市)中川省三(大町)太田有美子(惣門町)田中俊夫(北野中)寺本郁代(寿町)福本理奈(大町)西谷充江(加里屋)
(千日登山顕彰で通算1万日の表彰を受けた有田良子さん=オタカクラブ提供)
カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ
読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり
取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針
赤穂民報社