赤穂民報
中学生が寸劇で防犯呼び掛け(11月4日)
特殊詐欺を注意喚起する赤穂署の防犯教室が松原町集会所でこのほどあり、同署でトライやる・ウィーク活動の中学生8人が寸劇で被害防止を呼び掛けた。
実際にあった事件を基に生徒らがシナリオを作成。地域の老人クラブ約10人を前に赤穂中2年の石野創太君(14)らがサングラスやかつらで犯人役と高齢者役に扮し、市役所職員を名乗って金を振り込ませる「還付金詐欺」とパソコントラブルの解決を名目に電子マネーをだまし取る「サポート詐欺」の手口を演じた。
将来警察官を志望しているという赤穂中2年の井口万葉さん(13)は「緊張したけど、みなさんがだまされないように役に立ちたいと思って演じました」。寸劇を監修した同署生活安全係の中村一之・上席係長(60)は「電話でお金の話が出たら詐欺だと思って間違いない。孫の世代にあたる中学生の演技は高齢者の印象に残るはず」と防犯効果に期待した。
(トライやる・ウィーク活動の中学生たちが寸劇で特殊詐欺の手口を演じた防犯教室)
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