赤穂民報

正規盤レコードで聴く「ビートルズ音楽祭」(11月19日)

 20世紀を代表する世界的ロックバンドのデビュー60周年を記念し、正規盤のサウンドをホールで鑑賞するイベント「第1回ビートルズレコード音楽祭」が11月25日(金)、中広の赤穂化成ハーモニーホールで催される。

 ビートルズに関する2万点を超えるコレクションを保有する「ビートルズ文化博物館」を加里屋に開設している岡本備(そなう)館長(72)が企画。全国のファンから寄せられた募金を活用し、入場無料で開催する。

 前半の「特別ゲストとビートルズを語る&聴く夕べ」に続き、後半は来場者の要望を受けて選曲する「リクエスト曲タイム」。「ビートルズが私たちに最も聴かせたかった音楽が収録されている」(岡本館長)という英国正規盤を使用する。広告宣伝デザイナーでもある岡本館長がビートルズをテーマに制作したオリジナルポスターなども会場に展示する。

 岡本館長の話では、これまでも自館でレコードコンサートを開いたことはあったが、ホールでの開催は初めて。「彼ら(ビートルズ)自身が『僕たちを見るならライブに、聴きたければレコードで』と言っていた。音楽性の高さやかっこよさを体感してほしい。どんな音質を味わえるのか僕も楽しみ」と話している。

 小ホールで午後7時半〜9時。先着60人に記念品あり。予約とリクエスト曲はメール(soy20088@gmail.com)で受け付けている。

(「ビートルズレコード音楽祭」のポスターを手に来場を呼び掛ける岡本備館長)

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