赤穂民報

泊まりがけで来場も「ビートルズレコード音楽祭」(11月27日)

 20世紀を代表する世界的ロックバンドの楽曲をレコードで鑑賞する「第1回ビートルズレコード音楽祭」が25日、中広の赤穂化成ハーモニーホールで開かれ、約130人が来場。スクリーンにビートルズの画像がスライドショーで映し出される中、ホールに広がるサウンドに浸った。

 デビュー60周年を記念して、ビートルズに関する2万点を超えるコレクションを保有する加里屋の「ビートルズ文化博物館」(岡本備館長)が主催した。同館の開設に協力した牟礼正稔市長、赤穂仁泉病院の深井光浩院長のほか、参議院議員の片山大介氏を特別ゲストに招き、「ヒア・カムズ・ザ・サン」「レット・イット・ビー」などそれぞれのお気に入りの曲を再生。岡本館長がレコード盤に慎重に針を落とすと、ホールに音量が広がった。

 来場者から寄せられたリクエスト曲をかけるコーナーもあり、「イン・マイ・ライフ」など3曲を披露。岡本館長が中学時代に最初に聴いてビートルズの魅力にはまったという「ア・ハード・デイズ・ナイト」はアルバム片面を通しで再生した。

 14歳からビートルズを聴き続けているという名古屋市の女性は泊まりがけで来穂。「すばらしい音質で、もっともっと聴きたかった」と興奮が冷めなかった。岡本館長は「2回、3回、4回と回を重ねて、レコードとCDの聴き比べやオーケストラによる演奏などもやってみたい」と熱く語った。

(ホールに広がるレコードのサウンドを鑑賞した「ビートルズレコード音楽祭」)

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